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ミステリの部屋

ミステリの部屋

本をめぐるミステリ

◆◆◆ 本をめぐるミステリ (国内編) ◆◆◆
三月は深き紅の淵を : 恩田陸
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。
ななつのこ : 加納朋子
駒子は『ななつのこ』という本に出逢い、ファンレターを書こうと思い立つ。身辺を騒がせた〈スイカジュース事件〉をまじえて長い手紙を綴ったところ、事件の“解決編”ともいうべき返事が舞い込んだ! 
配達あかずきん : 大崎梢
駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、さまざまな謎に取り組んでいく。初の本格書店ミステリ、第一弾。
死体を買う男 : 歌野晶午
乱歩の未発表作品が発見された!? 乱歩と詩人萩原朔太郎が事件の謎に挑む本格推理。 実は、この作品には二重三重のカラクリが隠されていた。奇想の歌野ワールド。


淋しい狩人 : 宮部みゆき
田辺書店は東京下町にあるごくありふれた古書店。本をきっかけに起こる謎をイワさんと孫の稔が解いていく連作短編集。
古本屋探偵の事件簿 : 紀田順一郎
「本の探偵――何でも見つけます」という奇妙な広告を掲げた神田の古書店「書肆・蔵書一代」主人須藤康平。彼の許に持ち込まれる珍書、奇書探求の依頼は、やがて不可思議な事件へと発展していく。

アラビアの夜の種族(1) : 古川日出男
聖遷暦1213年、偽りの平穏に満ちたカイロ。訪れる者を幻惑するイスラムの地に、迫りくるナポレオン艦隊。対抗する手段はただひとつ、読む者を狂気に導き、歴史さえも覆す一冊の書―。
せどり男爵数奇譚 : 梶山季之
“せどり”(背取、競取)とは、古書業界の用語で、掘り出し物を探しては、安く買ったその本を他の古書店に高く転売することを業とする人を言う。せどり男爵こと笠井菊哉氏が出会う事件の数々。古書の世界に魅入られた人間たちを描く傑作ミステリー。
稀覯人(コレクター)の不思議 : 二階堂黎人
手塚治虫愛好会の会長が自宅の離れで殺され、貴重な手塚マンガの古書が盗まれた。しかも犯人は密室状態の部屋から消え失せてしまった!犯人は愛好会のメンバーなのか?大学生、水乃サトルが持ち前の頭脳と知識と軽薄さを駆使し、高価なマンガ古書を巡る欲望と、マニア心が渦巻く事件の謎を解く。
東京バンドワゴン : 小路幸也
古本も事件も引き取ります。下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」。ちょっと風変わりな四世代の大家族が、転がりこんでくる事件を解決する。おかしくて、時に切なく優しい、下町情緒あふれる春夏秋冬の物語。



共犯マジック : 北森鴻
人の不幸のみを予言する謎の占い書「フォーチュンブック」。偶然入手した七人の男女は、運命の黒い糸に絡めとられたかのように、それぞれの犯罪に手を染める。


ヘビイチゴ・サナトリウム : ほしおさなえ
屋上から墜落死した先輩の死を不思議に思った海生は、友人の双葉と共に真相を探りはじめる。様々な噂が飛び交う中、国語教師も墜死した。 小説家志望だった彼は、死んだ女生徒と小説を合作していたが、何故か死の直前に新人賞受賞を辞退していて…。 詩人である作者の独特な言語感覚に彩られた、ミステリ・デビュー作。


鳥居の赤兵衛 : 泡坂妻夫
「鳥居の赤兵衛」は大盗賊の活躍を描いた貸本屋限定・十巻ものの手書きの読本だ。滅法面白いと評判だが、貸本屋の急死と同時に紛失した。続きを読みたい清元の師匠・閑太夫は、この読本に秘められた秘密を探るが…。表題作など、色黒でぎょろ目の辰親分が鮮やかな十手捌きを披露する人気捕者帳シリーズ八篇。


青年のための読書クラブ : 桜庭一樹
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた―。






◆◆◆ 本をめぐるミステリ (海外編) ◆◆◆
薔薇の名前(上): ウンベルト・エーコ
迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。
災いの古書: ジョン・ダニング
古書店主のクリフは、蔵書家の男が殺された事件を調べ始めた。やがて男が貴重なサイン本を集めていたことが判明。本にはどんな秘密が?『死の蔵書』から始まる人気シリーズ第四作
私家版: ジャン・ジャック・フィシュテル
友人ニコラ・ファブリの新作は 彼をフランスの第一級作家に押し上げることを私はすぐに確信した。激しい憎悪の奔流に溺れながら、この小説の成功を復讐の成就のために利用しようと私は決意した。本が凶器となる犯罪。もちろん、物理的にではない。その存在こそが凶器となるのだ…。
風の影(上): カルロス・ルイス・サフォン
1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。


ドルリイ・レーン最後の事件: エラリ・クイーン
シェイクスピア劇の元名優ドルリイ・レーンが、世界文学史を根底から覆す大事件の謎に挑む。X、Y、Zに続く四部作の掉尾を飾る巨匠の代表的傑作。
コーデックス: レヴ・グロスマン
休暇中に公爵家の蔵書を整理することになった銀行員のエドワード。『キムメリア人の国への航海』という14世紀に書かれた幻の古写本は、発見されればものすごい価値を持つという書物だ。いったいそれはどんな書物で、なぜ公爵夫人はそれを捜しているのか?

ナインスゲート: アルトゥーロ・ペレス・レベルテ
スペインの稀覯本狩猟家コルソは、中世に出版された奇書『九つの扉』の真贋鑑定を依頼されるが その矢先、友人が出版社オーナーから購入した『三銃士』の肉筆原稿の調査も頼まれる。悪魔を呼び出す呪文が描かれた奇書には恐るべき秘密が隠され、それが現実に…。映画化原作。オカルト・ミステリー
泥棒は図書室で推理する: ローレンス・ブロック
古い屋敷を改造した片田舎のホテルの図書室。そこには、かのレイモンド・チャンドラーが、ダシール・ハメットに贈ったというコレクター垂涎のサイン本が、人知れず眠っているのだ。“親友”のキャロリンと愛猫のラッフルズを伴い、屋敷に乗り込んだバーニイだが、大雪に閉ざされた屋敷で殺人が…。
文学刑事サーズデイ・ネクスト(1): ジャスパー・フォード
わたしはサーズデイ・ネクスト。“文学刑事”だ。元“時間警備隊”の父は、時空のなかを逃げ回り、最愛の兄はクリミア戦争で疑惑の死を遂げた。わたしはといえば、昔の恋をひきずったまま結婚もせず、地道な捜査ひとすじ。ふだんは殺しとは無縁の文学刑事のわたしが、いくつもの顔を持つ悪党ヘイディーズを追って、“現場”である本のなかへ向かうはめに…。
ベストセラー「殺人」事件: エリザベス・ピーターズ
不朽の名作『氷のなかに裸で』の原作者の死から七年後、続編の執筆者という大役に抜擢されたジャクリーン。原作者の自宅に拠点を移し、過去の資料をひもとくにつれ、原作者の死に対する謎が深まるばかりか、彼女自身の身にも危険が及び……。





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